米粉でカンタン!ゆるグルテンフリー食を始めませんか
こんにちは、米粉の国店長の山本です。みなさん、米粉でグルテンフリー食を始めてみませんか?
グルテンフリーとは、グルテンの含まれる食品を口にしない食のスタイルです。グルテンは、小麦やライ麦、大麦などに含まれている成分で、パンやうどん、ラーメンなどのさまざまな食品で使われています。パンのふわふわ感やうどんのコシは、グルテンが持つ特性を利用してつくられています。
意識して生活してみると、私たちのまわりにはグルテンが含まれている食品ばかりで驚くことでしょう。いざ、グルテンフリーを始めてみようと思っても、あれもダメこれもダメと、制限ばかりで疲れてしまうかもしれません。そこで、この記事では、米粉を活用したグルテンフリー生活のやり方と、続けていくときの心構えについてお話したいと思います。
なお、グルテン不耐症・グルテン過敏症・セリアック病・小麦アレルギーなどグルテン関連病をお持ちの方は、必ず、医師の診断・指示の元、専門家にしたがって治療に取り組んでください。
グルテンフリーの始め方と、グルテンフリーを続けることの難しさ
グルテンフリーは、グルテンを含む食品を口にしないだけです。代表的なものはパン。そして、うどんやラーメン、パスタなどもグルテンを含むので回避します。お米を主食とした和食中心の生活になるでしょう。文字で書くと、日本では最強の主食、お米があるので、十分可能であるように感じます。
しかし、いざやってみると、いろいろなハードルが立ちはだかります。
・どうしても、あの味が食べたくなる。
新しいものに挑戦したいという気持ちを持ちつつも、食べ慣れているものを食べ続けたいと思ってしまうのが人というものです。世の中のお店は、売るために、いろいろな広告を出してきます。ファーストフードやコンビニの幟。あの中毒性の高い味付けを思い出してしまったらどうしても食べたくなってしまうものです。
・食感や食味の違いに戸惑う
例えば、パンケーキが食べたくなったとします。グルテンフリーに挑戦しているのだからと、小麦粉ではなく米粉を使ってパンケーキをつくってみました。いつものふわふわではなく、しっとりモチモチに。これはこれで美味しいけれど、食べたかったのは記憶にある、あのふわふわだったのに…。
このように、良い違いであっても、悪い違いであっても、想定していた味・期待していた味との違いをまざまざと感じてしまうことがあります。
・気軽に外食できない
グルテンフリーの外食といえば、牛丼やお寿司などの和食が中心になります。身近なチェーン店といえば、そば・うどん、中華、ラーメンなど、小麦粉を使っているお店ばかりです。お店探しの手間がかかります。自分ひとりならともかく、他の人と一緒に食事をする時は気を使わせてしまうと感じます。
もっと具体的な話を【実録】小麦粉抜き・グルテンフリー生活 2週間チャレンジにまとめていますので、興味のある方は是非読んでみてください。
無理なく続けるには、ゆるグルテンフリーがおすすめ!
「厳しい食事制限は嫌だけど、このまま小麦粉を過剰摂取しているのは良くないかも…」
そんなお悩みを抱えている方には、今話題の「ゆるグルテンフリー」がおすすめです。ゆるグルテンフリーでは、自分の生活にあった「自分ルール」で、ゆるっとグルテンフリーに挑戦します。
自分のライフスタイルに合わせたルールづくりをしてみましょう。例えば、こんな感じ。
・軽食・おやつだけグルテンフリーのものに変える
もう少しできそうだと感じたら、こんなルールを追加。
・毎日、必ず一回は、グルテンフリーごはんにする
・主食(麺やパンなど)だけ、小麦粉オフにする
・【おすすめ!】明らかに小麦粉を使っていると分かるものを避けて、米粉製のものに置き換える
(例:小麦粉を使ったパン・うどん・ラーメンや、天ぷら・フライは食べない。調味料はOK)
他にも、外食が多い方は、こんなルールもありです。
・人と食事をする時はグルテンをOKとし、家でひとりで食べるときに控えるだけ
罪悪感をなくすために、以下のようなルールも、個人的にはアリだと思っています。
・あの味だけは、特別なご褒美としてたまに許す。
米粉はゆるグルテンフリーの強い味方
米粉パンに米粉麺(フォーやビーフン)、米粉パスタ、米粉スイーツ…米粉製品はどんどんバリエーション豊かになってきています。お好み焼きやたこ焼きのような粉ものも、小麦粉を米粉に置き換えることができます。もちろん、米粉以外にも、ジャガイモや大豆粉のようにグルテンフリー生活で使える食材はたくさんあります。さまざまな食の選択肢が広がった今の時代であれば、ストレスフリーとグルテンフリーは両立できるのです。
日本人にとってお米は、馴染み深い食べ物。そのお米を使った米粉は、グルテンフリーライフの強い味方です。ゆるグルテンフリーで、自分の生活や好みに合った「自分ルール」を決めて、自分のペースで始めてみてはいかがでしょうか。