鼻炎と頭痛、カゼ気味のような倦怠感。もしかして小麦アレルギー?
小麦アレルギーでも美味しく食べられるお菓子をつくろう
そう決断するまでの背景をご紹介いたします。
最初は、まさか自分が小麦アレルギーの可能性があるとは思っていませんでした。春先と秋口にやってくる鼻炎と頭痛、カゼ気味のような倦怠感。
その原因を時間をかけて調べていくと小麦アレルギー(グルテン不耐症)なのかもしれない。そんな事実に直面し、そこから食生活を見直す生活を始め、ついに「小麦アレルギーでも美味しく食べられるお菓子をつくろう。」という決心を行うわけです。
少々長いですが、私がリアルに体験したことを綴っています。
鼻炎と頭痛、カゼ気味のような倦怠感。もしかして小麦アレルギー?
鼻炎と頭痛、カゼ気味で頭がボーっとする
私は、長年にわたり定期的な鼻水・鼻づまりに加えて頭がボーっとしてすっきりしない状態に悩まされていました。長年というと人それぞれですが、私の場合は15年以上です。
私のこの症状は年中起こる症状ではなく、春先(2月から3月)と秋口(9月下旬から10月中旬)になると定番で発症するものでした。
そしてこの症状は、私自信のやる気や生産性をしっかりと下げてくれるだけでなく、上司や同僚から「またカゼか」「体調管理できないね。」という厳しい言葉を貰う原因でもありました。
若い頃は、カゼだと思って薬を飲んでいた時期もありましたが、どうも効き目が鈍いのです。
鼻水・鼻づまりや頭痛がひどい場合は病院に行ったりもしました。(上司同僚からの冷ややかな視線は浴びたくないので)
確かに一時的には鼻水・鼻づまりといった症状は回復するのですが、完治する気配がないまま約15年以上過ごしていました。
定期的な鼻水・鼻づまり?花粉症じゃないの?
2015年春先。
定期的に鼻水・鼻づまりに加えて頭がボーっとしてすっきりしないという症状は春の訪れとともにきちんと発症します。
時期的にもしかして、花粉症じゃないのか?と思うようになり、ネットで花粉症の症状を調べてみましたが、どうも花粉症ではないようでした。それよりも副鼻腔炎の可能性が高いことがわかりました。
15年以上悩まされているこの煩わしい症状。耳鼻科の病院で診察をしてもらって処方箋をもらえば完治するかもと少し期待。近所の耳鼻咽喉科や少し遠いけど評判の良い耳鼻咽喉科にも通いました。
さすが耳鼻咽喉科。その分野に特化されているだけのことはあります。鼻水・鼻づまり、頭がすっきりしない症状はマシになりました。
しかし、そうあくまでもマシになったという感じでした。そしてこの症状は季節が夏に向かって変わると同時に治まっていきました。
新たな症状が追加される。本屋で「ジョコビッチの生まれ変わる食事」に出会う
そして、2015年秋のこと。
これまでの鼻水・鼻づまり、頭がすっきりしない症状に加えて、“顔のむくみ”という新たな症状が無料オプションで追加。特に顔の右側が重たく感じて、鏡を見ても明らかに右目が小さく感じるのです。
「40歳になるし、これも年のせいかな。」と思いつつも、症状は年々ひどくなっているわけです。
さすがに、これって実際のところ何が原因なんだろうと疑問を抱くようになったのです。そう、耳鼻咽喉科で診断された副鼻腔炎じゃないのかもしれないと。もちろん年のせいだけじゃないんじゃないのかと。
そんな時、たまたま入った書店で手にしたのが「ジョコビッチの生まれ変わる食事」でした。
同年2015年の3月に出版されたこの本は、よく話題にも上がった本だと思いますし、私自身も書店で何度か目にしていました。
ジョコビッチといえば、2015年当時、世界ランキング1位のテニスプレイヤーとして有名な選手。
私はテニス経験者ではないし、テニスをする予定もありませんが「生まれ変わる食事」というタイトルに惹かれて手に取りました。そしてタイトルの下には「あなたの人生を激変させる14日間プログラム」というサブタイトル。
手にした時の正直な第一印象は「怪しい」でした。
と思いつつも、気になって手に取った本です。何か縁があるのかもしれないと思い、目次を見ました。
どうやら“テニスの練習方法”は書かれておらず、本当に食事に関する事が書かれている。テニス界で世界ランキング1位として名を馳せているジョコビッチが“テニスの練習方法”でも、自己啓発系の“マインドの持ち方”でもなく、“食事”にフォーカスした本を出したわけです。
マジかよ。本当に食事の話なんだ。
そう思ってそっと書店の平台に“あなたの人生を激変させる14日間プログラム”を戻しました。
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を購入する
2016年冬
これまで以上に長い鼻水・鼻づまり、頭がすっきりしない症状に直面するのです。もちろん顔の右側が重たく感じる“顔のむくみ”の症状も。これはさすがに何か体に異常をきたしていると思い、再度耳鼻咽喉科に通い始めます。
慣れたもので症状を伝え、診断してもらい薬を処方してもらいます。結果も同じく慣れたもので前回同様。そして症状も同じく軽くはなってもスッキリしない日々が続きます。
そろそろ寝ようと電気を消してベッドに入ったある日。ベッドのすぐ左にある窓から差し込む弱々しい街灯の光を見つめながら「この症状は仕事のストレスなのか?いや、もっと大きな病気なのかも!?」と悶々と考えていました。そんな時、突然「ジョコビッチの生まれ変わる食事」を思い出したのです。そう本当に突然に。
そして、ベッドから体を起こしてすぐにノートPCを立ち上げ、Amazonで“ジョコビッチ”を検索。
さすがですね。一発で「ジョコビッチの生まれ変わる食事」が検索結果として表示されます。
もう今度は買う気満々です。なんなら「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と他の本もレコメンドしてくれるので、素直にいくつかの書籍も購入しました。
その時、一緒に購入したのが「小麦粉は食べるな!」「2週間で体が変わるグルテンフリー(小麦抜き)健康法」「2週間、小麦をやめてみませんか?」の3冊でした。
私の場合、本を読む時、1冊ずつ読むよりも、2冊以上の本を並行読みする癖があります。今回の場合は、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」と「小麦粉は食べるな!」「2週間で体が変わるグルテンフリー(小麦抜き)健康法」の3冊を並行読み。並行読みの良いところは、同じようなテーマでも著者によって見解や表現などが異なることで、1冊読みよりも多角的にそのテーマに向き合えることです。
ただ、並行読みをするという事は、2冊以上の本を、行ったり来たり・読み返したり・章を飛ばしたりという読み方をするので、わたしの場合は読了までに約3倍の時間が掛かります。
小麦アレルギー・グルテンフリーに関する書籍を読んだ感想
2017年春
「ジョコビッチの生まれ変わる食事」と「小麦粉は食べるな!」「2週間、小麦をやめてみませんか?」の3冊を読み終えた後、次のようなことを感じました。
私自身は医師免許を持っているわけでもなければ、そういったアレルギーや食に関する研究を行っている身ではございませんので、断言するものではありません。
あくまでも、素人の私が読んだ感想です。
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- 小麦が精神と肉体両面で、才能や実力を発揮する妨げになっている可能性があるらしい。
→つまり、小麦を体内に摂取すると過敏な反応が出る。小麦アレルギーもしくは小麦粉アレルギーと呼ばれる症状と理解。
- 小麦の中に含まれるグルテン(小麦に含まれるタンパク質)という成分が体調不良の引き金になっている可能性があるらしい。
→グルテン不耐症と言われるもので、さらに敏感かつ深刻な症状が発症するのがセリアック病と一旦理解。
- グルテン摂取は、不安や慢性ストレス、吐き気・嘔吐、不眠症、肥満、高血圧、糖尿病、心臓・内臓疾患、脳疾患、皮膚疾患、消化器疾患、精神障害、下痢や便秘、疲労感、集中力低下、肌荒れ、鼻炎などと密接な関係が疑われている。
→結構色んな症状や疾患との関係を疑われている。
ちょっと待った!私の長年の課題である「鼻炎と頭痛、カゼ気味で頭がボーっとする」症状と同じではないか!
さてどうする?病院に行く?「私グルテン不耐症かもしれません」って?
いや、その前にやってみることがある。
14日間小麦粉を食べない生活にチャレンジ
まずは、14日間だけ小麦粉を食べない生活をしてみよう。たったの2週間小麦を食べなければいいだけ。(本にはそう書いていた)
それだけで体調が変わる。(本にそう書いていた)
とはいえ、考えるわけです。そもそも小麦を使った食事って何があるんだ?
パン、うどん、ラーメン、パスタ、ピザ、カレー、揚げ物系・・・。
ちょっと想像するだけで、これだけの食べ物が。。
そして、ビールもか。。
普段の食生活を思い出しても
朝はパン。
昼はうどんやラーメン、パスタといった麺類。
夜はビールと一緒に揚げ物系。
うん、小麦粉にとってもお世話になっている。しかも出張に行った先にある飲食店もやはり、うどん、ラーメン、パスタ、ピザといった小麦を使った飲食店がおおい。
これは大変だ。日常生活のなかで小麦を使っていない食べものってホントに少ない。
とはいえ、チャレンジすることにしました。
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